生國魂神社(いくたまさん)の神様のお取り計らいか、彦八さんのなせる技か。

鴫野神社をお参りしようとして、「天下一の軽口男」の著者・木下昌輝さんに出会い、「彦八まつり」に来る直前に大阪・蔦屋書店で買い求めた「天下一の軽口男」のサイン本にわたしの名前を入れていただくという、驚きの展開。
 
これは、ぜひもう1冊、この彦八まつりの境内で木下さんにお会いした記念に!
 
そう思い、そこに並べられていた木下さんの処女作の「宇喜多の捨て嫁」を選び、
 
「木下さん、今日の記念にこの本も頂きます」
 
と差し出すと、
 
「ありがとうございます!」
 
と木下さん、こちらにもすぐに勢いよくわたしの名前と日付入りでサインを入れてくださったのですが・・・
 
あれ。うわあ、なんてこと。
 
なんと、お財布の中を見ると、こんな時に限って現金が・・・
 
最後の一円までかき集めても、200円ほど足りないのです。
(地下鉄の1日券を持っていたので家には帰れるのですが)
 
さすがにここではカードは使えない。
 
しかも目の前の本にはすでにサインが。
 
「木下さん、すみません。
 
今気がついたのですが、お財布を空にしても現金がなくて。。。
 
もうサインしていただいてしまって・・・先に確認すればよかったのですが・・・」
 
と恥を忍んで著者本人に空のお財布をお見せしつつお話しすると、
 
(今書いていても自分で恥ずかしいです)
 
「あ、いいですよいいですよ、あるだけ頂きます。」
 
本当にすみません、と謝りつつ、図々しいついでに、記念撮影をお願いしました。
(わたしも相当図々しいですが)
 
「あ、いいですよ。これかぶりますか?」
と言って木下さんが取り出したのは、よく観光地などにある、顔の所に穴のあいた「天下一の軽口男」の小型パネル。
 
「・・・すみません、ちょっとハードル高くて」
 
(そこまで図々しいんだから、「やっとけ、自分!」と今にして思いますが)
 
「じゃあ、僕が」
 
「・・・木下さん、さすが『天下一の軽口男』の著者さんですね!」
 
その後、「かぶらない」木下さんのお写真もいただきました。
 
がっちり握手もしていただき、本当に感激しました。
 
そのあともあまりのことにびっくりして、半ば夢を見ているような気持ちで鴫野神社をお参りしました。
 
女性の心身成就を助けてくださる神様とのことで、この日お参りさせていただいたお礼を申し上げ、わたしも人の心をあたたかくするようなものを書ける物書きになれますようにとお祈りしました。
 
あの2月29日の「咲くやこの花賞」の授賞式で木下昌輝さんのお話を聞いていなければ、この日わたしが彦八まつりに来ることもなかったでしょうし、その前に蔦屋さんで「天下一の軽口男」のサイン本に出会うこともなかったでしょう。
 
仮に彦八まつりに来ていたとしても、木下さんと気がついてお声をかけることもなかったと思います。
 
蔦屋さんでサイン本を買わずに置いた「宇喜多の捨て嫁」を彦八まつりの生國魂神社の境内で直接木下昌輝さんからサイン入りで購入することになったのも、なんだか不思議な流れでした。
 
この本も、「咲くやこの花賞」授賞式でお話しされているのを聞いて、
 
「なんて面白そうなんだろう!絶対に読みたい!!」
 
と思いつつ読めていなかったので、こうして木下昌輝さんご本人から直接サインをいただいて購入(しかもまさかの偶然の特別価格)できたことも、本当に信じられないような出来事でした。

この日、生國魂神社の境内で、
 
「人生は、おもろい。
 
生きていると、楽しいこと・おもろいことが、いろいろあるんやで。」
 
というメッセージを、わたしは確かに受け取りました。
 
生國魂神社の神様のお取り計らいか、彦八さんのなせる技か。
 
いずれにしても、2月29日のあの日がこの彦八まつりの日にこうしてつながっていたことに、何か大きな大きな力がはたらいているように感じました。
 
それにしても、本当に楽しかったなあ。
 
その余韻を味わいながら、木下昌輝さんの「天下一の軽口男」を楽しんでいます。

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